2020年8月7日
就労継続支援ってそもそも何?
こんにちは。
今日は「就労継続支援って何?」のコーナーです。
障害福祉サービスの一つで、就労継続支援は『A型』と『B型』がございます。
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就労継続支援とは、援助付き雇用のひとつであり、一般の企業・公益法人などの団体に就職することが困難な障害者に障害者総合支援法を根拠として提供される。
by Wikipedia引用
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というわけです。。
私の解釈で申しますと、
■ 就労継続支援A型:【就労+福祉】です。
上記の援助付き雇用の文言通りです。基本、働くことが中心です。
ただ、就労時に、その方に応じた指導方法や体調不良があった時のフォローなどが一般就労とやや異なるかなと思います。給与は時給が多く、雇用契約も結ぶことからアルバイトに近いポジションです。
・就労:週5~と安定した出勤が求められる
・体調:比較的安定している方が多い
・給与:時給
・収入例:76,887円(平成30年 全国平均)
■ 就労継続支援B型:【就労+学習+福祉】です。
働くこと、学ぶこともOKとしています。A型同様、その方に応じたサポートをしていきます。
A型と大きく違うのが、給与ではない工賃となります。
・就労:週1~と、本人のペースで通所できる所が多い
・体調:通所が目的とする方もおり、比較的不調の方が多い
・給与:工賃
・収入例:16,118円(平成30年 全国平均)
ひとつのパターンですが、段階として
B型 → A型 → 一般就労というパターンがあります。
ひきこもりの方や生活保護の方、退院後や寛解時期にB型を利用される方が多いです。
ハートシップ中島公園では、基本9:00~16:00の間で利用でき、B型は1時間~の利用が可能です。
「家から出たい」「何か学びたい」「何かできることはないか」など
様々な目的や理由で通われている方がいらっしゃいます。
「ご飯を食べに来た」と、そのついでに何かされて帰られる方もおります。
就労継続支援を利用をお考えの際、参考になれば幸いです。