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2022年1月13日

見分けが難しい『双極性障害』

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こんにちわ。
最近、モノが溢れてきていますが、片付けられない私です。
決して捨てることはできません!(キリッ)

・・・さて、今回は表題にあります『双極性障害』についてです。
この障がいは、気分が高まったり落ち込んだり、躁状態とうつ状態を繰り返す脳の病気です。
波幅があります。

躁状態(ハイな状態)では、気分が高ぶって誰かれかまわず話しかけたり、まったく眠らずに動き回ったりと、活動的になります。
ギャンブルに全財産をつぎ込んだり、高額のローンを組んで買い物をしたり、上司と大ゲンカして辞表を叩きつけたりするような社会的信用や財産、職を失ったりする激しい状態になることもあります。

一方、うつ状態では、一日中 気分が上がらず、眠れなくなったり、または逆に眠りすぎたりします。大好きだった趣味やテレビ番組にも関心がなくなったり、食欲が低下し、おっくうで身体を動かすことができないといった症状もみられます。

世界的には、双極性障害はおよそ100人に1人がかかるといわれています。

本人が気づいていないこともあり、医師も見極めが難しいとされます。
実際、うつ病と診断されていた患者さんの10人に1人か2人は最終的に双極性障害に診断が変わるといわれています。
双極性障害は正しい診断がつくまで時間を要する病気で、正しい診断に行き着くまで、平均して4~10年ほどかかっているといわれています。

双極性障害のサイン・症状

こんなことがありませんか?

躁状態のサイン

・睡眠時間が2時間以上少なくても平気になる
・寝なくても元気で活動を続けられる
・人の意見に耳を貸さない
・話し続ける
・次々にアイデアが出てくるがそれらを組み立てて最後までやり遂げることができない
・根拠のない自信に満ちあふれる
・買い物やギャンブルに莫大な金額をつぎ込む
・初対面の人にやたらと声をかける
・性的に奔放になる
・自分が偉大だと思ってしまう
・怒りっぽくなる

鬱状態のサイン

・睡眠過多
・体重減少
・意欲低下

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治療方法

薬物治療と心理治療と併用が良いとされます。

双極性障害チェックシート

https://kokoro-share.jp/bp/checksheet/index.html

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簡単ではありますが、双極性障害を紹介させていただきました。
自分自身では気づかないことも多いため、家族や周囲の人からの情報が重要になります。

障がいや病気は病院によって診断が異なることがありますので、
疑問に思ったらセカンドオピニオン(違う病院で受診)もご検討いただければと思います。

参考になれば幸いです。

★参考・引用・抜粋
厚生労働省みんなのメンタルヘルス
すまいるナビゲーター 双極性障害ABC 
こころシェア

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