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2022年6月3日

身近にいる人が陥ることがある「カサンドラ症候群」とは。

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こんにちわ。

毎週末になると、「あっという間」か「やっとか」と思う私です。

こうして日は過ぎ去っていく。。

 

さて今回、カサンドラ症候群をテーマに。聞いたことあるでしょうか。

「カサンドラ症候群」とは、発達障害の一つである「アスペルガー症候群」(現在の診断名は自閉症スペクトラム障害、以下ASD)の方を持つパートナーあるいは家族など身近にいる人が、うまくコミュニケーションが取れず、苦しんでいる状態をいいます。

相手には響かないことや共感が得られにくいこと、周りからのサポートがないことや、孤軍奮闘で疲労してしまい、苦しんでいる状態をカサンドラ症候群といいます。ちなみに正式な疾患名ではありません。

ASDには以下のような特徴があります。

・周りとのコミュニケーションに困難を感じる
相手の気持ちを考えたり、その場の空気を読むといったことに困難を感じ、会話中に意図せず不適切な表現を使ってしまうことがある。

・物事へ強いこだわりや興味を持つ
一度興味を持ったものに対して、時間を忘れるほど熱中することがあり。反対に、興味のないものに対しては実行することに困難や苦痛を感じることがある。

日常生活における行動や習慣について、自分で決めたルールにこだわり、パターン(ルーティン)化しやすくなることや、反対にいつもと違うパターンで行動することや咄嗟の行動について、困難や苦痛を感じることがあります。

空気を読む、察して欲しいは難しく、説明が必要だったりします。

 

一般的には、ASDのある人が仕事などの緊張から解き放たれ、社会性を発揮しなくても問題のない環境である家庭内で多く見られる傾向があるとされています。

その一方で、ASDのある人とのコミュニケーションの困難さに日常的に触れる立場として、仕事のパートナーや、上司部下の間にも起こることがあります。「パワー・ハラスメント」「モラル・ハラスメント」と称される言動によって、カサンドラ症候群のような状態が起きた事例も報告されています。

 

対療法として、

 

 ①お互いを理解しようとする

お互いが相手の立場を理解しあうことが大切です。察することを求めすぎず、「相手のことを察することが苦手」だということを理解したり、発達障害専門のプログラムや病院での受診などを通して、本人がASDであることを理解して受け入れることなどがあります。

 ②本やネットを参考にする

同じ体験をしている人の本、ブログやSNSなどから、対処法や向き合い方を理解してみる。同じ悩みや辛さをお互いに励まし合うことも◎友人がいないかたでもツイッターで呟いてみると、誰かと繋がることもあります。

 ③病院や機関へ相談する

ASDについて理解していてもしんどいことがある。体調が悪い、ストレスが強いときは、一人で抱え込んでいると思ったら心療内科や精神科といった医療機関、お近くの発達支援センターがあれば相談ができるので、まずは相談をしてみることをおすすめします。話を吐き出すだけでもメンタル面で楽になります。

他、自助グループがあれば意見交換などしてみることもいいと思いますし、友人に話を聞いてもらう、どこかの愚痴吐きサイトで吐き出すのもよいのでは。

 

これが何かのキッカケになれば幸いです。

 

参考引用:リタリコ https://snabi.jp/article/86

 

おまけ。

下記にスピッツの優しい曲を置いておきます。

 

今週もお疲れさまでした。

 

就労継続支援A型+B型 ハートシップ中島公園

 

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